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古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。

 
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第9回芸協らくごまつり(その1)芸協歌合戦2015年10月19日 23:24

 昨日10月18日の日曜日、西新宿「花伝舎」で恒例の「芸協らくごまつり」が開かれました。屋外イベントも多く毎年天気に気を揉ませますが、今年の天気は晴時々曇り、東京の最高気温は24度と絶好のお祭り日和となりました。
 数多くのイベントが行われましたが、私は「芸協歌合戦」「鶴光笑福亭のすべらないかも知れない話」「芸協女流講談」「松鯉の館(見世物小屋)」と回り、最後はステージでのフィナーレを見物しました。朝10時から夕4時まで、まったく飽きることはなく日程は終了。今日はこのブログで、そのうちから「芸協歌合戦」で撮影した写真をアップします。(以下の写真はすべて、画像をクリックすると大きな画像で見られます)

↓「花伝舎」の建屋の元は小学校。その元教室の一室で「芸協歌合戦」は催されます。司会はWモアモアの東城しん先生と宮田陽先生。審査員は東京ボーイズの仲八郎先生、二ツ目の桂夏丸さん、そして客席から選ばれた女性が2人の計4名。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(01)会場の様子

↓今回の参加者
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(02)参加者

↓83歳の三遊亭圓輔師匠。歌は「時間よ止まれ(すぎもとまさとwith KANA)」。見事に歌い上げました。上手い!
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(04)三遊亭圓輔


↓東京太・ゆめ子先生。定番の「銀座の恋の物語」。本当にこの夫婦はいつも仲が良いです。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(03)東京太・ゆめ子

↓笑福亭鶴光師匠。1975年レコード発売のご自身の歌「うぐいすだにミュージックホール」。持ち歌なので採点対象外(だったのか?)。この歌の途中、私の隣に立っていた小4くらいの女の子は部屋を出てしまいました。小学生の女の子に聴かせるような曲じゃないよね。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(05)笑福亭鶴光

↓三遊亭小遊三師匠、桂米助師匠と落語芸術協会の幹部2人。歌は「ああ青春の胸の血は(舟木一夫)」
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(06)小遊三・米助

↓マジシャンの瞳ナナさん。山本リンダの「狙いうち」。この直前に別の場所で「芸協ファッションショー」があり、そのままの衣装での登場だとか。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(07)瞳ナナ

↓講談の神田陽子先生はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」。「あのお歳で」とは言わないお約束。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(08)神田陽子

↓ご存じ春風亭昇太師匠。尾崎紀世彦の名曲「また逢う日まで」。テレビカメラの前まで乗り出してノリノリでした。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(09)春風亭昇太

↓審査員の厳正な(?)採点の結果、陽子先生と昇太師匠が40点満点中の48点(??)で同点。優勝はジャンケンで決めます。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(10)陽子と昇太のジャンケン

↓ジャンケンの結果、見事に神田陽子先生が優勝!
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(10)神田陽子優勝決定

↓表彰のため姿を見せた桂歌丸会長。このツーショットはなかなか見られないかも。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(12)神田陽子・桂歌丸

↓表彰状を読み上げる歌丸会長。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(12)神田陽子・桂歌丸2

↓喜びいっぱいの神田陽子先生。
第9回芸協らくごまつり・歌合戦(12)神田陽子・桂歌丸3

 今日はとりあえずここまで。他の写真は後日アップします。なお、室内にはBSイレブンのカメラが入っていたので、一部の映像は「柳家喬太郎の芸賓館」で放送されるかも知れません。期待して待ちましょう。

「日本の話芸」再放送枠で橘家圓蔵師の追悼放送2015年10月16日 20:43

 今日、橘家圓蔵師匠が7日に逝去されていたことが分かりました。寄席で或いはテレビ・ラジオで、師の高座により数えきれないほど楽しませていただきました。ご冥福をお祈りいたします。
 早速、NHKのテレビで追悼番組があります。

http://www4.nhk.or.jp/P659/2/

 なんとも慌ただしいのですが、オンエアは明日のしかも早朝。「日本の話芸」の土曜日早朝の再放送枠での放送となります。再放送枠なので、日曜昼の本放送を「毎週予約」としている方はそのままでは録画できませんね。こんなに突然の放送で情報を周知できるのでしょうか。
 演目は「品川心中」。ニッショーホールでの口演だそうですから、東京落語会第597回、2009年3月13日に収録された映像だと思われます。
 いつも演芸には冷たいNHKなのにこういう場合は手早いのですね。

<追記 2015-10-20>

 NHKに問い合わせたところ本日返事が届きました。今後の追悼番組の放送予定は今のところないということです。

>NHKの番組をご視聴いただき、ありがとうございます。
>お問い合わせの件についてご連絡いたします。
>橘家圓蔵さんの追悼番組の放送につきましては、
>10月17日(土)午前4時30分~5時 総合テレビにて、
>橘家圓蔵さんご出演番組、「日本の話芸」落語「品川心中」を
>再放送いたしました。
>現在のところ、上記以外の放送予定はございません。

 「現在のところ」ということなので、要望が多ければ、今後何らかの追悼番組が放送される可能性もあるのかもしれません。ダメ元でNHKにリクエストを寄せてみたらどうでしょう。
<追記終わり>

落語研究会、3000席目は立川生志師匠2015年10月16日 06:19

 「落語はろー・データ編」の方は、今年3月以来更新をさぼっています。実はこの間にもこのページをご覧の方から様々な情報を頂いています。9月にはユーキャンから志ん朝師、10月には小学館から圓生師、NHKから志ん朝師とCD全集、CDブックの発売が続きますので、これらのデータも包括し、11月半ばを目途に次回の更新の作業を進めたいと思います。
 で、しこしこデータを整理していて気付いたのですが、次回の第568回、10月28日(水)の落語研究会の公演で、4番目に出演する立川生志師「猫の皿」の口演が、1968(昭和43)年3月14日の第1回公演の1席目で入船亭扇橋師(当時の名は柳家さん八)が「千早ふる」を演じて以来、ちょうど3000席目となるのです(もちろん私の付けているデータが正しければという前提で)。落語研究会には前座さんは出ませんし、色物の出演や大喜利もありません。純粋に落語だけで3000席目になるのです。と、言いたいところなのですが、第1回の公演で第5次落語研究会発足記念の「口上」がありまして、これも1席と勘定しています。「口上は数に含むべきではない」という立場にたつと、笑志師の次にトリで上がる春風亭一朝師「大工調べ」が3000席目ということになります。
 はてまた、1971(昭和46)年8月31日の第42回公演では先代桂文楽師が「大仏餅」を口演中、人物名が出てこなくなり高座を途中で降りてしまったというあまりに有名な「事件」があった。これは1席と数えるべきであろうか。これは「半分」か? ならば次回の生志師の口演は2999.5席目になるのか。くだらぬことを考えます。

次回のラジオ寄席は古今亭圓菊の特集2015年10月11日 23:26

 次回10月18日のTBS「ラジオ寄席」は古今亭圓菊師の特集だとのこと。

http://www.tbs.co.jp/radio/format/yose.html

 2012年10月に亡くなって以後、毎年師の口演はこの番組で放送されています(たぶん)。師もレギュラー入りということでしょうか。
 圓菊師は寄席での高座がよく似合う師匠でした。滑舌が良くなく、高座での姿がクネクネしているということで、正統な古典落語を好むようなファンからの評価は低く、TBS主催の落語研究会にも出演していません。それが寄席となると、なぜか大爆笑をとる師匠でして、このギャップについては研究対象にすると面白いかもしれません。
 さて、今回のラジオ放送ではどのような音源が流れるか楽しみに待ちましょう。

来春、ソニー・ミュージックより「志ん朝 東宝」CD集発売2015年10月10日 00:08

 ユーキャンの「志ん朝全集」に続き、またまたこのブログをご覧の方から志ん朝師の新CD発売の情報を頂きました。
 ソニー・ミュージックダイレクトより、来年の春に「志ん朝 東宝」と銘打った12枚組CD集の発売が決定したとのこと。以下はソニー・ミュージック・来福レーベルの最新情報ページです。

http://www.110107.com/mob/news/newsShw.php?site=OTONANO&ima=4530&cd=RA00026

 12枚のCDの中に収録される30席超には、東宝名人会で演じられた十八番も珍品も含まれるとか。1976年から1992年までに収録された音源だとのことですが、1980年の東宝演芸場の閉場までの録音はどの程度含まれるのでしょう。今までに発売された志ん朝師の音源は、ホール落語、独演会、あるいはテレビ・ラジオ放送用に収録されたものがほとんどで、ふだんの寄席で演じられた音源というのもファンとして、是非聴きたいところでした。
 ソニー・ミュージックとしても、半年も前からこうやって告知するからには、販売する側として自信があり、売る気満々なのでしょう。「まさかこんな」というサプライズはあるのでしょうか。この情報に関しては、これからも細かくチェックしていきたいと思います。

「人形町末広・圓生独演会」CD全集は発売延期2015年10月09日 21:00

 今日、発売予定だった小学館「人形町末広・圓生独演会」CD全集は発売が延期になったようです。
 私は「落語くらぶ」で予約しまして到着を待っていたのですが、昨日メールが来まして、「小学館からの入荷は13日、商品到着は14日以降になります」との旨の連絡がありました。一方アマゾンや楽天ブックスでは「16日発売」となっています。微妙な違いですが細かいことにこだわってしまいます。まあ私としては、ユーキャンの志ん朝全集CDが届いたばかりでして、そんなに次々と発売されても聴ききれるものではないので、そんなに急いでくれなくても良い、と納得しましょうか。
 果たして発売日が変わるのは、商品の予約が入りすぎて生産が追い付かないためか、それとも逆に、思ったほど売れないのでわざと告知期間を延ばして少しでも売り上げを伸ばそうとしているのか。3連休に早速聴こうと楽しみにしていた方にはちょっと残念な情報ですね。

ユーキャンより「にっかん飛切落語会 志ん朝全集」CD発売2015年10月02日 17:36

 どうもこのごろ、我々落語音源コレクターには嬉しい新商品ラッシュでして、またまた出ました。このブログのコメントに書き込んでくださった方の情報で知ったのですが、ユーキャンから通信販売で、古今亭志ん朝師のCD全集が新たに発売されました。ということで早速ユーキャンの方に問い合わせてみました。「にっかん飛切落語会」で収録された志ん朝師の全23席を12枚のCDに収めたとのこと。価格は29,800円(税込み、一括払い)。例によって、今のところユーキャンのサイトにはこの情報はなく、その他ネット上にもまだこのCD全集についての情報は流れてないようです。以下はユーキャンからお聞きした、CD全集の内容で、いずれも「にっかん飛切落語会」で収録された音源です。

<追記 2015-10-08>
 ユーキャン通販の以下のページで、ネットでの商品案内と販売を始めました。

http://www.u-canshop.jp/shincho/

<追記終わり>

第一巻
●坊主の遊び(1975年3月27日) ●大工調べ(1975年5月22日)
第二巻
●大山詣り(1976年5月27日) ●王子の狐(1976年9月16日)
第三巻
●黄金餅(1977年1月27日) ●鰻の幇間(1977年6月28日)
第四巻
●錦の袈裟(1978年5月25日) ●二番煎じ(1978年12月21日)
第五巻
●宿屋の富(1979年5月24日) ●鰻の幇間(1980年6月20日)
第六巻
●夢金(1980年11月17日) ●寝床(1982年12月20日)
第七巻
●唐茄子屋政談(1983年6月15日)
第八巻
●へっつい幽霊(1984年6月18日) ●付き馬(1988年4月20日)
第九巻
●鰻の幇間(1985年6月17日) ●厩火事(1988年11月16日)
第十巻
●蔵前駕籠(1987年11月17日) ●鰻の幇間(1994年6月22日)
第十一巻
●坊主の遊び(1996年3月12日) ●お見立て(1997年12月25日)
第十二巻
●試し酒(1999年1月25日) ●芝浜(1999年12月21日)

 このうち、「錦の袈裟」「へっつい幽霊」「試し酒」については、すでにANYから「初蔵出し にっかん飛切落語会」CD集として発売されている音と同じ。また「王子の狐」「坊主の遊び」(1996年)は、竹書房から出ている「にっかん飛切落語会名人撰」と同じ。その他は初めて世に出る音源だと思われます。
 長らく志ん朝師の音源は、京須氏の関わったCBSソニーの分でしか発売されてきませんでした。それが師の意思だったと言われますが、ここ数年の間、随分とCDやDVDが発売されるようになりました。遺族からの許諾の出た結果なのかもしれませんし、またメーカー側も「志ん朝師の口演なら(高額な商品でも)売れる」と躍起になっているのでしょう。商品が売れれば、次々に新しい商品も出る。我々コレクターとしても、この「良い循環」に積極的に関わりたいものです。

TBS『ラジオ寄席』は10月4日より放送2015年09月28日 19:21

 いよいよ今シーズンのTBS「ラジオ寄席」の放送が10月4日(日)より始まります。TBSラジオのサイトで放送内容が告知されています

http://www.tbs.co.jp/radio/format/yose.html

◆10月4日(日)20時00分~20時55分
落 語 柳亭小痴楽「両泥」
漫 才 宮田陽・昇
落 語 入船亭扇遊「ちりとてちん」

◆10月11日(日)20時00分~20時55分
落 語 三遊亭天どん「再編家族」
漫 才 ホームラン
落 語 桂南喬「壺算」

 期待して待ちましょう。

初代林家三平の墓参りに行く2015年09月23日 22:25

 9月20日は初代林家三平師の命日、9月21日は古今亭志ん生師の命日と続きます。私のような過去の名人の音源を追い求めるタイプの落語ファンなら、当然に志ん生師の墓参りに行くべきなのでしょうが、同じ墓に眠る志ん朝師の命日が10月1日と日が近いのです。ネットで調べると初代三平師の墓は東武線の竹ノ塚駅付近だとか。連休でお天気も良いしたまには遠出をしようと、墓参りに訪れることにしました。
 初代三平師が死去したのは1980(昭和55)年9月20日。この時のことは良く覚えています。当時ニッポン放送で、ロックバンド「アルフィー」のメンバーである坂崎幸之助が「オールナイトニッポン」という深夜番組をやっており、中学校2年生だった私はクラスの友達と懸命に聴き合っていました。坂崎幸之助は、歌手であるとともに話し達者なことでも有名ですが、なんでも初代林家三平の家に出入りしていて話術を磨いていたとか。ラジオ放送の中で林家しん平師のことがよくネタになったり、「どうもすみませんコーナー」というのがあったりしたことを覚えています。初代三平師が亡くなった時には激しく落胆しており、死の直後の放送では1分間の黙とうをしました。
 さて、師の墓参りに訪れたのは命日の翌日である今月21日。東武スカイツリーラインという「何を考えているんじゃ」という名の路線に乗り竹ノ塚駅で下車。足立区のこの駅付近にはかつて私の叔父叔母いとこが住んでおり、何度も降り立った事のある懐かしい駅です。西口を出て少し歩くと尾久橋通りへ。北へしばらく歩き東武バスの車庫のあるあたりで左折。細い左右にカーブする道を歩いてゆくとY字路のあたりに常福寺があります。駅から大人の男の足で15分強ほどでしょうか。この付近は寺が10軒ほど集まる寺町で、もとは浅草にある寺でしたが、関東大震災で被災した後、計画的に移転してきた寺々だとか。足立区の案内板では「伊興寺町」と紹介されています。
 目指す常福寺のすぐ手前に「東陽寺」という寺があり、ここには落語でもお馴染みの「塩原太助」の墓があります。落語では「塩原多助一代記」ですが、正式な名は「助」だそう。本堂左側より墓地に入ってすぐのところに、台座部分に「鹽原」と大きく記された墓があり、この墓の裏面を見ると、確かに「鹽原太助墓」と刻まれています。

塩原太助(多助)の墓(1)


塩原太助(多助)の墓(2)


 さて、ここから常福寺へは目と鼻の先。浄土真宗大谷派の寺です。墓地の広い寺で目指す墓は見つかるだろうかと不安でしたが、本堂左側の渡り廊下の下をくぐり、すぐ右手の場所に「海老名家之墓」はあり、すぐに見つけることができました。墓の水鉢の部分に描かれた紋は「林家」の紋。いかにも落語家一家らしい墓であります。昨日が命日という事で花もキレイに供えられています。墓誌をみると一番右には父である七代目林家正蔵師の名。2人おいて初代林家三平の名がが刻まれています。「志道院釋誠康」。浄土真宗ならではの短い法名で、特に生前噺家だったと思わせる文字も入っていません。

足立区常福寺・初代林家三平の墓


初代林家三平の墓(足立区常福寺)(1)


初代林家三平の墓(足立区常福寺)(2)


 常福寺のすぐ近くには「易行院」があります。「助六寺」として有名な寺で、ここが先代三遊亭圓楽師の実家の寺です。師の墓もここにあるのですが、今回は墓の場所だけ確かめ、墓前で手を軽く合わせて、師の命日近くにまた訪ねることにします。はて、ネットで調べると、この寺をとあるサイトでは「エキコウイン」と読み、またとあるサイトでは「イギョウイン」と仮名を振っている。どちらが正しい読みなのでしょう。10月29日の先代圓楽師の命日までには、はっきりした事を調べようと思います。

次回のNHKラジオ深夜便「落語100選」2015年09月21日 00:42

 さて、気になるNHK「ラジオ深夜便」ですが、2週間分の番組表が更新されました。

http://www.nhk.or.jp/shinyabin/pro/2pro.html

毎月放送している「落語100選」の次回の放送は以下の通りになります。

9月29日(火)(日付は9月30日)の放送
▼「本膳」桂やまと
▼「動物園」桂枝太郎 (H24/8/29OA)

9月30日(水)(日付は10月1日)の放送
▼「百川」初音家左橋
解説:金原亭馬生 聞き手:遠藤ふき子アンカー

 残念ながら「名人芸を味わう」の放送はない模様。たった3回放送して終わりになってしまうのでしょうか。深夜なら放送枠はいくらでもあると思うのですがやはりNHKは演芸に対して冷淡ですね。

 また、これとは別に10月1日木曜日の深夜(日付は2日)の放送では、午前3時台の前半に「ラジオ深夜便のつどい」で収録された、柳家三三師の落語の放送がある模様。落語音源ファンならチェックしましょう。

 さらに、これは落語ではなく講談なのですが、9月25日(金)(日付は26日)の午前4時台には、人間国宝の講談師、一龍斎貞水先生のインタビュー(?)放送があるとのこと。落語に比べてマイナー感の強い講談ですが、たまには聴いてみてください。