【落語はろー・データ編】公開中(ここをクリック)

古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。


NHK-BSプレミアムで志ん朝のドキュメンタリーが放送されました2017年06月15日 05:12

 先日13日、NHK-BSプレミアムで古今亭志ん朝を題材とした番組が放送されました。タイトルは「アナザーストーリーズ~落語を救った男たち 天才現る!古今亭志ん朝の衝撃」。志ん朝に関して様々な人の証言を交えて秘話を明かすドキュメンタリーです。

http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/

 私も録画したものをチラッと見ましたが、なかなか楽しめる内容であると思います。再放送もありますので見逃した方も是非ご覧ください。
 再放送は19日(月)午後6時から、NHK-BSプレミアムにて。

TOKYO-FM「落語千金~お金を学ぶ落語の時間」2017年06月04日 04:45

 情報が遅くなってしまって申し訳ありませんが、今年4月よりTOKYO-FMにて「落語千金~お金を学ぶ落語の時間」という番組が放送されています。

http://www.tfm.co.jp/podcasts/rakugosenkin/

 メイン・パーソナリティは立川談笑師匠。今のところ全9回が放送され、すべての回がポッドキャスト配信され、視聴またはダウンロード保存できます。期限があるものもあるので過去の分を聴きたい方はお早めに。
 「みずほ証券」の提供ということでお金の話題と落語とを絡めているようですが、「三方一両損」のように金にまったく執着しない噺、「黄金餅」のように死ぬまで金に執着する噺と、落語って両極端なんですよね。ともかくも期待して放送を待ちましょう。

今月のNHK「ラジオ深夜便」ほか2017年06月03日 23:36

 今月のNHK「ラジオ深夜便」の落語の放送予定です。情報を提供してくださった方ありがとうございます。

●6月4日(日付は5日)1時台「話芸100選」
 桂文雀 写真の仇討
 立川左平次 権兵衛狸

●6月11日(日付は12日)1時台「話芸100選」
 古今亭志ん陽 疝気の虫
 三遊亭萬橘 雛鍔

●6月16日(日付は17日)「上方落語を楽しむ」
 桂小春団治 断捨離ウォーズ

また桃月庵白酒師匠によるトークのコーナーが放送されます。
●ミッドナイトトーク「夏が来れば思い出す」
 (前半)6月6日12時台
 (後半)6月7日0時台

 NHK以外で、TBSラジオで11日19時00分から1時間、春風亭昇々さんの番組が放送されます。土曜日深夜に放送されている神田松之丞さんの番組が6月いっぱいまでということなので、その後釜として昇々さんの番組が始まるのではないでしょうか。TBSラジオは「成金」に随分と力を入れていますね。期待して放送を待ちましょう。

今月のNHK「ラジオ深夜便」の演芸番組2017年05月05日 10:32

 今月のNHK「ラジオ深夜便」話芸100選は、両日とも講談です。今年3月31日に収録された音源のようです。

●5月7日深夜1時台(日付は8日)
 一龍斎貞花「浜松空城の計」

●5月14日深夜1時台(日付は15日)
 田辺鶴瑛「姫路城伝説」

また「上方落語を楽しむ」は以下の通りです。

●5月19日深夜1時台(日付は20日)
 桂雀太「天狗さし」
 桂まん我「応挙の幽霊」

 楽しみに放送を待ちましょう。

三遊亭圓歌師匠亡くなる2017年04月25日 22:05

 23日、三遊亭圓歌師匠が88歳でお亡くなりになりました。まさに「爆笑派」の代表格であり、この師匠が寄席に出れば客席は間違いなく笑いの渦に包まれました。こむつかしさを要しない「大衆芸能」としての「落語」をそのまま表出したような方だったのではないでしょうか。新作で名を成したのはもちろんのですが、古典落語でも「品川心中」で情死に巻き込まれる間抜けな男のとぼけぶりなども実に面白かったものです。心よりご冥福をお祈りいたします。

 さて、追悼番組ですが、NHK「日本の話芸」で30日(日)午後2時からのレギュラーの時間帯に師のオハコ中のオハコ「中沢家の人々」が放送されます。

http://www4.nhk.or.jp/P659/

また、前日の29日(土)午前4時30分から総合テレビでも同プログラムの放送があります。また元々30日に放送予定だった神田陽子先生の講談は5月1日にシフトしますのでご注意を。
 オンエアされる「中沢家の人々」は2013年1月に東京落語会で収録されたものだそうですが、お年寄りをコミカルに描くこの作品を演じる圓歌師自体が80歳を越した高齢者になってしまい、面白いとは言え一抹の寂しさも感じたのも事実です。放送するなら、今から30年から40年ほど前の、まだ元気いっぱいの頃の師の姿を見たいと思うのですが、NHKにはそのような映像は残っていないのでしょうか。それともで最近の東京落語会の映像でなければならないという決まりでもあるのでしょうか。
 ともかくも放送を見ながら、長く我々を楽しませてくれた師を偲びたいと思います。

一龍斎貞寿 真打昇進披露興行の写真2017年04月21日 01:52

 今年2月に「講談るうむ」というサイトを開設しまして本来ならばそちらに載せるべきなのですが、掲示板には1枚しか写真が掲載できないのでこちらのページにアップします。4月20日のお江戸日本橋亭での一龍斎貞寿さんの真打昇進披露興行第2日目の写真です(クリックすると大きな画像で見られます)。

 「講談るうむ」の掲示板はこちら→http://koudanroom.bbs.fc2.com/

一龍斎貞寿真打昇進01


一龍斎貞寿真打昇進02


一龍斎貞寿真打昇進03


一龍斎貞寿真打昇進04


一龍斎貞寿真打昇進05


一龍斎貞寿真打昇進06


一龍斎貞寿真打昇進07


ユーキャンより「演芸名人二十六夜」CD全集発売2017年04月13日 21:37

 「東京かわら版」の4月号で、ユーキャンから「演芸名人二十六夜」という13枚組のCDセットが発売されていることを知りました。ユーキャンについては商品を売る方法が謎で、この記事を書いている段階で、同社の通販のサイトではこの商品についての掲載はいっさいありません。私はユーキャンで何度か買い物をしているので郵便でのダイレクトメールがたまに届きますが、それにも載っていないと思います。商品を新規に発売する際に一気にあちこちに広告を出したり、いろいろな手段を使って大々的に売り出したりせずせず、時間をかけて少しずつ販路を広げるというのがユーキャンのやり方なのでしょうか。今のところ入手方法はユーキャンに直接電話して取り寄せる他ないようです(電話番号は東京かわら版に載っています)。価格は29,800円。私はネットオークションで定価よりかなり安く手に入れることが出来ました。
 で、肝心の内容ですが、文化放送で1973年10月14日から1974年4月7日まで「演芸名人二十六夜」という30分番組があり、これをCD化したものです。ただし第13回目についてはテープが発見できず、それどころか放送内容も分からないとのことで空白回となっています。案内役は古今亭志ん朝。演目が始まる前と終わりに短い案内があり、マニアの心をくすぐります。落語のみではなく、漫談、漫才、俗曲、浪曲、そして講談も4席収録され、にわか講談ファンである私も嬉しいところです。
 「落語はろー」中でデータリストとして掲載されている落語家の音源で、新音源となるのは五代目柳家小さんの「言訳座頭」、八代目林家正蔵の「権兵衛狸」の2席。
 以下にデータを示しておきますので、購入する際の参考にしてください。

01夜 志ん生-二階ぞめき
 1961.11.19放送(TBS) 落語はろーテイク1
02夜 米朝-三枚起請
 1972.03.16収録(そば屋・満留賀にて)
03夜 三亀松-都々逸 都々逸漫談
 データ不明
03夜 三亀松-都々逸 色模様 花の吉原
 データ不明
04夜 可楽(8)-らくだ
 1962.01.2放送(QR) 落語はろーテイク3
05夜 馬琴(5)-名刀捨丸の由来
 オリジナル音源
06夜 金馬(3)-孝行糖
 1958.05.25放送(QR) 落語はろーテイク3
06夜 金馬(3)-勉強
 1958.06.01放送(QR) 落語はろーテイク1
07夜 呼出し小鉄-呼出し 土俵風景
 1963.08.22放送
07夜 千太・万吉-オートメーション時代
 1958.11.05放送
08夜 牧野周一-漫談(紫綬褒章受賞記念)
 オリジナル音源
09夜 円生-火事息子
 オリジナル音源(1973.12.09放送) 落語はろーテイク10
10夜 山陽(2)-ボロ忠売り出す
 オリジナル音源
11夜 馬風(4)-病院日誌
 1963.06.18放送
11夜 馬風(4)-よいよい談義
 1963.07.22放送
12夜 小さん(5)-言訳座頭
 オリジナル音源(1973.12.30放送) 初商品化
14夜 百生-くしゃみ講釈
 1958.06.10放送(QR)
14夜 百生-池田の猪買い
 放送日不明(QR)
15夜 円歌(2)-トラタク
 1961.12.05放送 落語はろーテイク3
15夜 円歌(2)-木炭車
 1962.10.16放送 落語はろーテイク2
16夜 西川たつ-俗曲 浮世節
 1958.02.07放送
16夜 山野一郎-漫談 連続時代
 1958.05.06放送
17夜 今輔(5)-囃子長屋
 オリジナル録音(1974.02.03放送)
18夜 貞丈(5)-幸助餅
 1964.04.01放送
19夜 小円朝(3)-一目上り
 1967.02.22放送
19夜 小円朝-のめる
 1964.5.31放送
20夜 相模太郎(1)-灰神楽三太郎道中記 四日市の巻
 1963.10.25放送
21夜 金馬(3)うそつき村
 1959.04.08放送 落語はろーテイク1
21夜 金馬(3)-二十四孝
 1959.05.30放送 落語はろーテイク5
22夜 貞山(7)-豊志賀の死
 1965.03.07放送
23夜 可楽(8)-文違い
 1956.10.17放送 落語はろーテイク1
24夜 正蔵(8)-権兵衛狸
 オリジナル音源(1974.03.24放送)
25夜 松鶴(6)-天王寺詣り
 大阪のラジオ局の音源
26夜 志ん生-柳田角之進
 1959.12.23放送(LF音源) 落語はろーテイク1

六代目宝井馬琴先生お手植えの桜@静岡2017年04月11日 04:53

 静岡駅の4つ東京よりに「興津(おきつ)」という駅があります。「興津」という町は東海道五十三次の宿場のうちのひとつですから名をご存知の方も多いでしょう。この地が一昨年亡くなった六代目宝井馬琴先生の出身地でして、駅のホームに「馬琴先生お手植えの桜」というのがあると、とある講釈師の先生や地元の講談ファンの方から聞いていました。せっかく見に行くならばやはり桜の花が咲いている時季に行きたい。しかしその年の気候により開花の時季は微妙にずれますし、当然桜の種類によっても変わる。さすがにそこまで詳しい情報は分かりません。まあともかく行ってみようと4月10日の日に鈍行列車を乗り継ぎ、我が家から片道4時間ほどかけて行ってみました。
 目指す桜の木は1番線ホーム、下り列車のホームの東京寄りにありました。満開まではまだ3日ほどかかるでしょうか。7分咲きといったところです。根元近くの石碑には「六代目襲名記念 馬琴桜 講談師六代宝井馬琴書」と刻まれています。
 桜は手入れが大変と聞いたことがありますが、鉄道会社の方が手間暇かけて世話してくれているのでしょう。もちろん寿命もありましょうが、ながく旅行者の目を楽しませてもらいたいものです。
(以下の画像はクリックすると大きな写真で見られます)

宝井馬琴先生お手植えの桜(1)


宝井馬琴先生お手植えの桜(2)


宝井馬琴先生お手植えの桜(3)


宝井馬琴先生お手植えの桜(4)


宝井馬琴先生お手植えの桜(5)

2019年、NHK大河ドラマに古今亭志ん生登場?2017年04月07日 00:02

 2019年のNHK大河ドラマは「いだてん~東京オリムピック噺~」とのタイトルで、過去のオリンピックを題材に制作されるというのは既に報じられていますが、4月3日により具体的なことが発表されました。

http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/266692.html

 何しろ脚本は「タイガー&ドラゴン」でお馴染みの宮藤官九郎ですから、タイトルにもわざわざ「噺」という字を使ってくれています。ドラマの主人公は金栗四三(かなくりしそう)と田畑政治(たばたまさじ)の2人だとか。ストックホルム大会での金栗四三のエピソードは新作講談でお馴染みの田辺凌鶴先生がよく掛けるネタで、にわか講談ファンの私としても興味深いところです。

 で、3日の日の発表によると

>語り手は、“落語の神様”古今亭志ん生
>ドラマの語りは、稀代の落語家・古今亭志ん生。架空の落語
>『東京オリムピック噺』の軽妙な語りにのせ、“笑いの絶え
>ない”日曜8時のドラマを目指す。 また、志ん生自身の波乱
>万丈な人生もドラマに挿入。 生粋の江戸っ子である志ん生の
>目線で、明治から昭和の庶民の暮らしの移ろい、“東京の変遷”
>を映像化していく。大河ドラマ初の4K制作で描く、「東京&
>オリンピック」の物語。

 志ん生役を誰が演じるのかはまだ未定だとの事。落語の熱烈な愛好者であるクドカンは、時たま自身の作品中で落語ネタやパロディを挿入したりしますが、歌舞伎の「大江戸りびんぐでっど」のようにすべってしまうこともチラホラ。再来年の大河ドラマが成功するよう祈りましょう。

神田松之丞さん、TBSラジオでレギュラー番組2017年03月29日 02:50

 28日の夜にTBSラジオで「神田松之丞 ひとり語りの一時間」という番組が放送されましたが、なんと松之丞さんが同局でレギュラー番組を持つことが発表されました。
 題して『神田松之丞 問わず語りの松之丞』。第一回の放送は4月1日(土)深夜24時30分から30分間。3ヶ月限定の番組だそうです。

http://www.tbsradio.jp/132278

 落語家さんでさえ、なかなかテレビ・ラジオに出る機会がないというご時世。落語に比べても格段にマイナーな講談という分野で、しかも二ツ目の方がレギュラーを持つと言うのは快挙だと思います。松之丞さんは落語芸術協会にも所属されていますので、その界隈の裏話も聴けるかも知れません。期待して放送を待ちましょう。