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NHK総合で4月上旬、米朝師の追悼番組がある模様2015年03月30日 08:09

 いくつか情報が入りまして、先日逝去された桂米朝師の追悼番組が、4月の上旬にNHK総合テレビである模様です。その前に亡くなった歌舞伎の坂東三津五郎さんに追悼番組は、日曜夜にEテレで1時間30分枠で放送されましたが、米朝師の番組の場合、総合テレビですからそれほど長い枠では放送されない(おそらく30分くらい?)のではないでしょうか。今の所の情報だと、平日なのか土・日曜日なのか、昼の放送なのか夜の放送なのか、そこら辺もまだ分かりません。興味のある方は、NHKのサイトや新聞のテレビ欄を細かくチェックすることをお勧めします。

(追記)米朝師の追悼番組はNHK総合テレビで4月4日(土)の15:05~16:30に放送されます。
 以下は番組内容の詳細のURL
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-04-04&ch=21&eid=9398&f=3536

(追記2)NHK総合テレビ「クローズアップ現代」でも、米朝師に関する放送があるそうです。放送日時は、4月6日(月) 午後7:30~午後7:56。放送内容は以下のURLのリンク先を参照にしてください。
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-04-06&ch=21&eid=5622&f=112

コメント

_ (未記入) ― 2015年03月30日 13:16

NHKテレビの追悼番組は4月4日(土)15:05~16:30です。(NHKホームページ番組表より)
なおラジコプレミアム加入の方は4月10日から毎週金曜6回にわたり19:00から「追悼
米朝師匠 落語特選(仮)」がOBCラジオ大阪で聞くことが出来るようです。ただし、音源はおそらくセットでCD発売されている桂米朝上方落語大全集からのものと思われます。

_ はろー ― 2015年03月30日 13:44

 早速の情報有り難うございます。
土曜の午後に1時間25分の枠で放送とは嬉しいですね。
(追悼番組なのに喜んじゃいけないか)
 上方落語のファンでなくともチェックしたいところです。

>OBC
 最近まであった南天さんの番組でも米朝師に関してはCD全集の
音源ばかりでした。秘蔵の音源でも放送してくれれば良いのですが。

_ 雨休 ― 2015年03月30日 23:00

TVの方は、藤十郎さん、住太夫さん、圓歌さんほか、
錚々たるゲストを招いての追悼番組となるようです。
上方文化の巨人を偲ぶのにふさわしいですね。

高座は、
『軒付け(S57年放送)』『住吉駕籠(H13年放送)』
の二席とのこと。

『住吉駕籠』は「日本の話芸」で放送されたものでしょう
から、既に録画されたものをお持ちの方も多いでしょうが
『軒付け』はもうちょっと前の放送のものですので、
楽しみですね。
「とてち〜ン!」「うわぁ…」のやり取り、大好きです。

_ 雨休 ― 2015年03月30日 23:06

既にサイトで情報を確認されている皆さんに、TV番組の
内容紹介など不要でしたね。どうもすみません。

_ はろー ― 2015年03月31日 05:08

 いえいえ、有益な情報なら他サイトからの転載も大歓迎です。

 米朝師は上方落語の演者・研究者として超一流だっただけでなく、
落語という枠を超え、まさに上方文化を代表するお一人でした。
 さらに、テレビでは過去に料理番組などにもご出演なさって
いたそうで、特に関西圏では、タレントという面も強いようですね。

>軒づけ
 TBSの映像では、1973.05.31落語研究会収録のものがあります。
私は落語ファンに成りたてだった1988年、「おはよう名人会」と
いうテレビ番組でこの映像を見まして、腹を抱えて笑ってしまいまして、
 私の上方落語に対する原点となる噺です。

_ はろー ― 2015年03月31日 05:17

_ 関雅弘 ― 2015年04月01日 23:39

4月6日(月) 午後7:30~午後7:56に、「クローズアップ現代」で
米朝師匠が取り上げられるようです。
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-04-06&ch=21&eid=5622&f=112

_ はろー ― 2015年04月02日 19:11

「クローズアップ現代」でも放送されるのですか!
師の遺したものの大きさが改めて分かります。本文中に(追記)として
記しておきます。

_ 関雅弘 ― 2015年04月05日 05:55

mixiの米朝コミュにあったラジオ番組情報です。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000003392.html
TBSラジオ 「百年先にも上方落語を~米朝さん 噺の通い路」
4月5日(日)午後11時~11時55分

_ はろー ― 2015年04月05日 20:34

情報有り難うございます。聞き逃すところでした。
きっちり録音して、保存版にします。

_ 納札小僧 ― 2015年04月06日 23:17

米朝師の死は、惜しんでも惜しみ足りない気持ちです。

アタシは上方落語は基本的にキライだったのですが(小文治師の噺でも、聴いていて言葉がわからなかったんです)、米朝師の噺を聴いて、やっと上方噺の面白さがワカリ、もっとアクの強い松鶴師等の生粋の上方噺にも楽しめるようになりました。

米朝師は噺も結構ですが、芸談がヨカッタデスネ。
この師匠の芸談と、四世井上八千代の芸談は心にしみました。

この師匠が居なければ、アタシは上方に偏見を持ち、京山幸枝若を食わず嫌いで聴くこともなかったでしょう。

「百年目」は、やはり米朝師を越える「百年目」は聴いた事ありません。
行儀の良い語り口で、これぞ関西の大店の主人という貫録が醸し出されていましたね。

追悼番組の紹介ではありませんが、米朝師といえば、師の師匠になる、
四世桂米団治師の芸談「親父よ恕せ」。

博学な「はろー」さんは既にお読みになられているでしょうが、当ブログの読者で
未見の方がおりましたなら一読をお勧めします。

数ある噺家の芸談の中でも、面白さでは群を抜いています!

_ はろー ― 2015年04月07日 20:56

 米朝師を「上方落語中興の祖」と言う方もいらっしゃいますが、まさにそう呼ぶにに値する人生だったと思います。昭和20年代、どん底にあった上方落語をここまで隆盛に導いた功績は、最大級に賞賛して良いものでしょう。
 「上方はなし」で五代目笑福亭松鶴の記した速記を読むと、現代人には分かりにくい言葉が多々ありますが、米朝師は、それを元のテイストを損なわないように、巧みに現代でも分かる言葉に置き換えます。こうしてできた「米朝落語」は、関西の人のみならず、関西圏以外の人間が聴いても、分かりやすい、親しみやすい噺になり、上方落語を全国区に押し上げるという功績も加わりました。逝去されたことは、まことに残念ですが、やるべきことはやった、落語の演者になって瀕死の上方落語を復興して欲しいという師・正岡容の想いを見事に果たした、見事な人生を送られたと思います。

>百年目
 マスコミでは、師の復活した「地獄八景亡者戯」を代表作とする報道が多かったようですが、やはり「百年目」の方が格が上でしょう。米朝師も「一番難しい噺」と仰っていたこの噺。ちょうど桜の時季、追悼番組で流して欲しいところですが、どこかで放送されたのでしょうか?

>「親父よ恕せ」
 未読です。今度入手して是非、読みたいと思います。

_ 納札小僧 ― 2015年04月07日 22:32

「親父よ恕せ」は、九藝出版 日本の芸談シリーズ第8巻「寄席」に掲載されています。

_ はろー ― 2015年04月08日 20:41

 情報有り難うございます。地元の図書館にあるようなので、今度借りて読んでみます。

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