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古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。

 
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「昭和の名人アンコール」志ん生2012年03月05日 15:23

昨日、小学館刊「昭和の名人アンコール」第2巻・古今亭志ん生が届き、さっそくチェックしてみました。1席目『鰻の幇間』は1956.07.23のニッポン放送の音。カット有りの音源がポニーキャニオンとユーキャン、カット無しの音源が講談社から発売されていますが、今回の音はもちろんカット無しの音で、【何を食べるか相談しているところで「四つ足のものでもこたつ櫓は食べない」との件・ラスト近く「女中の出身地が常陸の筑波下~」の件】がカットされずに入っています。2席目『強情灸』は1958.06.12、3席目『あくび指南』は1958.07.17のニッポン放送の音。ポニーキャニオンなどからカット有りの音源が、ユーキャンなどからカット無しの音源が発売されていますが、これもいずれもカット無しの方です。志ん生師のリストは只今作成中でして、具体的な情報はそちらで明示する予定です。

「昭和の名人アンコール」圓生2012年03月20日 21:37

「昭和の名人アンコール」第3巻・圓生が昨日届きました。1席目の『百年目』は嬉しい初音源。昭和38年4月7日TBSラジオ「圓生独演会」での放送と記されています。尺はなんと57分54秒もありまして、当時、これだけの長さのものをコマーシャルを挟まず放送したのでしょうか。2席目『四宿の屁』は、昭和39年5月31日の東宝演芸場でのおなじみの音。今回のCDは在来のポニーキャニオン盤より15秒ほど長いのですが、「エー」という間合いや痰を払う音が従来盤ではカットされていました。さすがは草柳さんならではの「こだわり」でしょうか。