古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。 |
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STVホール名人会「らくだ」「一文惜しみ」について ― 2017年11月30日 09:38
「STVホール名人会傑作選」という過去の落語の名人の音源を追う者としては夢のような番組が10月から始まってますが、今回はこの番組について少し残念な話題です。
11月18日放送の「らくだ」と11月25日放送の「一文惜しみ」について、大幅なカットがあった模様です。過去の北海道新聞の縮刷版をあたって本放送のデータを調べたのですが、「らくだ」は1977.09.18と1977.09.25、「一文惜しみ」は1979.08.27と1979.09.03と2回に分けて放送されています。今回はそれらを編集し大幅にカットして30分枠の中で放送している訳でして、なるべく完璧な状態で聴きたい我々マニアとしては残念な思いのあるところです。
以下、「STVホール名人会」本放送での圓生師の放送記録のうち判明している分だけ記しておきます。
1974.09.01 双蝶々(前編)
1974.09.08 双蝶々(後編)
1974.09.22 三年目
1975.08.17 深見新五郎(前編)
1975.08.25 深見新五郎(後編)
1975.09.07 稲川
1976.08.29 真景累ヶ淵より「勘蔵の死」(前編)
1976.09.05 真景累ヶ淵より「勘蔵の死」(後編)
1976.09.19 洒落小町
1977.09.04 弥次郎
1977.09.18 らくだ(前編)
1977.09.25 らくだ(後編)
1978.08.28 おかふい
1978.09.11 お藤松五郎(前編)
1978.09.18 お藤松五郎(後編)
1979.08.27 一文惜しみ(前編)
1979.09.03 一文惜しみ(後編)
1979.09.10 紀州(追悼番組)
1979.09.24 洒落小町
11月18日放送の「らくだ」と11月25日放送の「一文惜しみ」について、大幅なカットがあった模様です。過去の北海道新聞の縮刷版をあたって本放送のデータを調べたのですが、「らくだ」は1977.09.18と1977.09.25、「一文惜しみ」は1979.08.27と1979.09.03と2回に分けて放送されています。今回はそれらを編集し大幅にカットして30分枠の中で放送している訳でして、なるべく完璧な状態で聴きたい我々マニアとしては残念な思いのあるところです。
以下、「STVホール名人会」本放送での圓生師の放送記録のうち判明している分だけ記しておきます。
1974.09.01 双蝶々(前編)
1974.09.08 双蝶々(後編)
1974.09.22 三年目
1975.08.17 深見新五郎(前編)
1975.08.25 深見新五郎(後編)
1975.09.07 稲川
1976.08.29 真景累ヶ淵より「勘蔵の死」(前編)
1976.09.05 真景累ヶ淵より「勘蔵の死」(後編)
1976.09.19 洒落小町
1977.09.04 弥次郎
1977.09.18 らくだ(前編)
1977.09.25 らくだ(後編)
1978.08.28 おかふい
1978.09.11 お藤松五郎(前編)
1978.09.18 お藤松五郎(後編)
1979.08.27 一文惜しみ(前編)
1979.09.03 一文惜しみ(後編)
1979.09.10 紀州(追悼番組)
1979.09.24 洒落小町
コメント
_ 雨休 ― 2017年12月04日 22:28
_ はろー ― 2017年12月12日 09:45
放送局としては、圓生師匠の大ネタを聴いて貰おうというサービス心があったのかもしれませんが、いくら素晴らしい口演でも大幅にカットされてしまっては興覚めですよね。だったら本放送と同じく2週に分けて放送するとか、無理せずふつうに30分で収まる演目を選ぶとか、その方がマニアとしては有り難いです。CD化はノーカットで是非とも実現してほしいです。
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当初、喜びが大きかっただけに、落胆のひとことです。
前後編に分けて放送した分は全てあの方式でやるのですかね…。
「ギューッと縮めて放送します」じゃねーよ!と、聴きながら毒づいてしまいました。
局に要望を出しても改まりませんかね…それならいっそ、「なごやか寄席」のように
CD化していただきたいです。