【落語はろー・データ編】公開中(ここをクリック)

古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。

 
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入院(1)2013年05月03日 11:17

 しばらく更新していませんでしたが、1か月ほど入院していました。4月4日、自宅にいたところ突然今までに経験したことの無いような激しいめまいが。すぐ家族に頼んで救急車を呼んでもらい、病院へ。CTスキャンの結果、脳出血(脳内出血)と診断されました。そうです。落語ファンならご存知の通り、昭和36年12月に古今亭志ん生が突然襲われたあれですね。いくら敬愛する落語家だからといって罹る病気まで同じにする事はないのに。志ん生は脳のどこの部位が出血したのかは知りませんが、私は脳の中心部分にある「脳幹」という部分の出血でした。脳幹は呼吸などの生命活動の基本を司る極めて重要な部分です。血の固まりの大きさが2cmを超すと命に関わるとの事でしたが、私の場合は1.5cmくらいだったとの事。1週間ベッドの上で寝起きが出来ない絶対安静の状態が続きました。再度出血すれば命を失うリスクも高かったのですが幸いにもそれもなく、さらに運が良かった事に身体への障害もほとんど無く、絶対安静の状態が解けた直後からピンピン歩ける状態でした。その後リハビリを3週間ほどして、昨日やっと退院できた次第です。「落語はろー」の更新のための作業も再開しますので、これからもヒマがあったら覗いてみて下さい。

入院(2)2013年05月09日 01:51

 私事について(と政治・社会ネタについて)は極力書き込まないというのが「落語はろー」のポリシーなのですが、落語つながりで入院中にこんなことがあったということで。

 同じ病室で、私と同じく脳内出血で入院しているSさんという70歳代の男性がいました。、市内にある某大手メーカーに長らく勤め、入院前までその会社の研究室の嘱託として活躍されてたそうです。Sさんは私の父とも言って良い世代の方でしたが、読み終えた新聞を交換し合ったりしているうちに色々話し合う仲になりました。その話のなかで、Sさんの勤める研究室での同僚で親しくしている人でHさんという方がおり、このHさんがこの秋に真打昇進される金原亭小駒さんの父親であるとのことを聞かされました。「知り合いの知り合いが」という程度のことなのなのですが、それにしても私にはどこまでも「落語」がまとわりつく。単なる「偶然」でなく「因縁」と思えてしまうのは、圓朝の怪談噺を聴きすぎているせいでしょうか。
 入院についての話題はこれで打ち止めにして、普段の落語はろーに戻りたいと思います。

五代目小さんDVD大全・下巻発売2013年05月16日 20:49

 昨日15日に、ソニーミュージックから五代目小さん師のDVD大全・下巻が発売されました。私も早速購入しました…、と言いたいところなのですが諸事情によりまだ入手していません。来月のなるべく早いうちに購入する手立てを講じ、落語はろーに反映させるよう努めます。手元のデータベースを調べると、五代目小さん師は落語研究会に214回出演されていますが、そのうちテレビでオンエアされたのは80回。上巻・下巻でDVD化されたのは46席。データの分布具合をみると、テレビでオンエアされていない・DVD化もされていない映像・音源がまだまだありそうです。演目が重複しても構わないので、ぜひ商品化してもらいたいものです。
 これで「落語研究会」映像のDVDは、11月か12月に発売の予想される小三治・下巻でほぼ出そろう事になります。これで商品化も途切れてしまうかもしれませんが、一ファンの勝手な望みとして四代目三遊亭圓遊、六代目笑福亭松鶴の元気な頃の映像が見たいと思いますし、桂米朝師や桂春團治師の40~50歳代の中堅の頃の映像も見たいと思います。落語研究会四十余年で残された映像は、落語ファンに共有されるべき財産だと思いますので。