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古今亭志ん生、八代目桂文楽、三遊亭圓生、古今亭志ん朝など過去の名人落語家の残された落語音源データを公開しています。 |
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北陸新幹線開業と志の輔師匠 ― 2014年12月26日 11:52
落語マニア(正確にいえば「落語音源収集マニア」)を自任する私ですが、実は並の程度の鉄道ファンでもあります。国鉄時代の古き良き鉄道は大いに好むのですが、JRになってからの鉄道には興味はかなり薄れました。総武線の101系と103系の区別は容易につくが、E209系とE231系の区別は全くつかない、と言っても鉄道ファン以外には分かりませんね。
さて、本題で今年も残り少なくなりました。ここ数年の志の輔師の年末年始は、12月31日に横浜にぎわい座でカウントダウン公演、明けて1月3日に富山の「てるてる亭」に出演し、5日からはお馴染みの渋谷PARCO劇場での約1ヶ月にわたる新春ロングラン公演というのがお決まりのパターンになっています。
ここで問題なのが3日の富山公演を終えてからの東京への移動。無事に東京へ戻れないと大切なロングラン公演の初日に穴を開けてる事になってしまう。しかしなにしろ積雪期の富山ですから大雪や吹雪になることもあります。移動はたいてい飛行機なのですがこの飛行機がちゃんと飛ぶかいつも気を揉むところで、師やスタッフは天気予報のチェックが欠かせないとの事です。もちろん鉄道もありますが、越後湯沢からの在来線は飛行機以上に雪や風に弱く、途中で缶詰状態になったらもうなす手立てがありません。
毎冬こんな問題を抱えてきたのですが、こんな悩みも今度の年末年始で最後になりそうです。もうお分かりのよう、来年3月には北陸新幹線が金沢まで開業し、東京から富山まで2時間ちょっとで移動できるようになります。上越・東北新幹線で実証されているよう新幹線は雪にも強く、豪雪時でもたいてい定時に運行されます。もうこれで飛行機を利用する必要もなく、志の輔師やスタッフの皆さんも安心して年末年始を迎えられるようになるでしょう。
昔ながらの情緒を奪ってしまった新幹線は、落語を好むような方々には何かと不評かも知れませんが、新しい物が出来てこそ昔ながらの物が映えるという事もあります。新幹線や飛行機があるからこそ、交通手段と言えば徒歩か駕籠か馬くらいしかなかった過去の時代を味わい深く思う事が出来るのです。
北陸新幹線開業前の最後の冬、志の輔師にとってどのような年末年始になるのでしょう。
さて、本題で今年も残り少なくなりました。ここ数年の志の輔師の年末年始は、12月31日に横浜にぎわい座でカウントダウン公演、明けて1月3日に富山の「てるてる亭」に出演し、5日からはお馴染みの渋谷PARCO劇場での約1ヶ月にわたる新春ロングラン公演というのがお決まりのパターンになっています。
ここで問題なのが3日の富山公演を終えてからの東京への移動。無事に東京へ戻れないと大切なロングラン公演の初日に穴を開けてる事になってしまう。しかしなにしろ積雪期の富山ですから大雪や吹雪になることもあります。移動はたいてい飛行機なのですがこの飛行機がちゃんと飛ぶかいつも気を揉むところで、師やスタッフは天気予報のチェックが欠かせないとの事です。もちろん鉄道もありますが、越後湯沢からの在来線は飛行機以上に雪や風に弱く、途中で缶詰状態になったらもうなす手立てがありません。
毎冬こんな問題を抱えてきたのですが、こんな悩みも今度の年末年始で最後になりそうです。もうお分かりのよう、来年3月には北陸新幹線が金沢まで開業し、東京から富山まで2時間ちょっとで移動できるようになります。上越・東北新幹線で実証されているよう新幹線は雪にも強く、豪雪時でもたいてい定時に運行されます。もうこれで飛行機を利用する必要もなく、志の輔師やスタッフの皆さんも安心して年末年始を迎えられるようになるでしょう。
昔ながらの情緒を奪ってしまった新幹線は、落語を好むような方々には何かと不評かも知れませんが、新しい物が出来てこそ昔ながらの物が映えるという事もあります。新幹線や飛行機があるからこそ、交通手段と言えば徒歩か駕籠か馬くらいしかなかった過去の時代を味わい深く思う事が出来るのです。
北陸新幹線開業前の最後の冬、志の輔師にとってどのような年末年始になるのでしょう。
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