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今回のTBS「ラジオ寄席」は八代目林家正蔵の特集でした2016年10月30日 21:51

 めでたくプロ野球の日本シリーズも土曜のうちに終わりまして(カープファンの方ごめんなさい)、無事、TBS「ラジオ寄席」で懐かしの名人が放送されまた。
 1席目は「くしゃみ講釈」。落語はろーデータ編のリストのテイク1で、1958年12月18日にTBSラジオで放送されたもの。以前テイチクからカセットテープで発売されていました(なぜかCD化はされなかった)。今回放送のタイムは15分16秒。カットは無かったものと思われます。
 2席目は「宿屋の仇討」。落語はろーリスト内のテイク3で1963年4月15日に放送された音源。CDなど市販されていない音源で、私の記録によると2000年3月にもこの番組で掛かっていますが、今回はラジコでクリアな音で録音出来ました。タイムは28分17秒。前回放送のタイムは28分09秒でした。誤差の範囲内でしょうか。
 次回6日の放送は、先月TBSのスタジオで公開収録されたもので、東京太・ゆめ子、ぴろき、桃月庵白酒「粗忽長屋」が出演される見込みです。楽しみに放送を待ちましょう。

コメント

_ 雨休 ― 2016年10月30日 23:22

先週の助六師といい今週の林家といい、今季のらんまんは
選定がシブいですね、大好きですこういうの^^。

私も、八代目の『春雨宿』は初めて聴きました。
もう、助六師については、所持していない演目の音源
などは手に入らないだろうな、と思っておりましたので、
TBSをお聴きのリスナーの方のためにも、ぜひ放送の
機会を作って欲しいものです。

正蔵師の音源ですが、昭和三十年代あたりまでの、
木久扇師が真似するようなゆったりした口調になる前の
録音が大好きです。おかしみは少なくとも、テンポが
速くてかっこいいんですよね。
テイチクのテープはろくにチェックしておりませんでした
ので、『くしゃみ講釈』は新鮮に感じました。

リクエストを寄せるご通家の方が増えたのか、
番組担当者の中にかなり噺に詳しい方がおられるのか、
今年のらんまんは楽しみです。

_ たろー ― 2016年10月31日 06:23

6日の放送は公開収録に伺ったものなので、仕上がりに期待。

赤荻アナウンサーからの諸注意に、声かけはわきまえてとありました。
今年一回目収録の折りに噺家さんがオチを云うところで意味不明の「いよっ!」とでかい声出した御仁がいて噺家スタッフお客様迷惑したとコメントありました。

それでも声だす人がいるから分からない。
自己顕示欲の固まりでしょう
気をつけたいものです。

_ はろー ― 2016年11月04日 01:28

>雨休様

 先代助六師は、最晩年の高座に私は間に合いました。派手さはないものの飄々とした明るさがあり、寄席の風情の良く似合う噺家さんでした。

 さすが「落語研究会」を擁するTBSだけあって、この局には落語に精通した方がいらっしゃるのでしょう。
 放送する側も、毎年何を放送したのかチェックしているし、どういう演者・演目が喜ばれるかよく吟味しているのでしょう。
今回の「春雨宿」みたいなものを放送してくれれば我々マニアとしても嬉しいのですが。
 正蔵師の「くしゃみ講釈」は、現在の一般的な型とはまるで違いますよね。正蔵師の淡々とした味わいもまた良いものです。

>たろー様

 普通に笑って聞いてればよいのに困った方がいるものですね。番組の収録という特別な場で、なにか目立つことをしたかったのでしょうか。いちいち注意するというのも興が削がれますし困ったものです。

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